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鯖のへしこ


ヘルシーな伝統食「へしこ」を一度ご賞味ください。


鯖のへしこ

漁村の婦人グループ「たまてばこ」は、地域の伝統食である「鯖のへしこ」や、近海魚の干物などの加工品を作っています。
「へしこ」とは塩漬けした鯖を米糠に約1年間漬け込んだもので、近年の研究で、有機アミノ酸のペプチドが多く含まれ、血圧を抑制する効果があることがわかりました。
このヘルシーな伝統食「へしこ」の独特の風味をぜひご賞味ください。
若狭湾沿岸には、漁師村が多数点在し、昔から漁業を生計にする家庭がたくさんありました。若狭湾は暖流と寒流がちょうど交わるところにありますので、おいしい魚が豊富に獲れます。しかしながら、昔は現在のような流通技術や保存技術がなかったので、いくらたくさん漁獲高を上げても、流通する量は決まってました。そこで考えられたのが保存食としての加工技術です。

「へしこ」とは、木の樽などにものを漬けるときに言う方言の「へし込む」がなまって「へしこ」になったと言われています。塩漬けしたサバを糠漬けにし、約1年間漬け込みます。一般的にこのあたりでは、土用(夏)を越す必要があると言われています。発酵が一番進む土用(夏)を越え、秋から冬の始まりにかけて樽から上げられるサバの身は、黄金色(こがねいろ)に輝いています。

近年、科学技術が進み、へしこの成分について研究されるようになりました。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、へしことは本来やや塩っ辛い伝統食です。食塩を気にされる方にとっては、へしこを敬遠する方もいらっしゃいましたが、研究の結果、へしこには糠のビタミンによる新陳代謝活性化、サバ(青魚)に含まれるDHAなどの効用の他に、生のサバに比べて約2.5倍のアミノ酸、約5倍のペプチドが含まれており、血圧を下げる働きを手助けします。ヘルシーな伝統食「へしこ」を一度ご賞味ください。

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