意足寺（十一面千手観音立像）
一木造りの古式の構造で町内仏像中最古のもの
木造千手観音立像
所在地
万願寺 意足寺
指定区分・年月
国・昭和25年8月29日
概要
「時代」平安時代
「像高」101.5センチメートル
「材質等」一木造
「書跡」附紙本墨書千手千眼陀羅尼経一巻
檜材背面腰に長方形の内ぐりがあり、ここに千手千眼陀羅尼経を納め、蓋板を当てている。一木造りの古式の構造で町内仏像中最古のものであります。昭和28年9月の13号台風により、観音堂も庫裡も被害に遭い、本像も行方不明となりましたが後に土砂の中から無事発見され、幸い損傷も少なく京都の 美術院修理所で修理され帰山しました。
過去にも何度か災害に見舞われたとのことですが、こうして今日、美しい姿があるのはまさに奇跡と言えましょう。
陀羅尼経には応徳元年11月10日の奥書あり。
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