新町建設計画 (案) 3P
(4)昼・夜間人口
平成12年の昼夜間人口比率は、大飯町では110.38%と、昼間人口が10%以上高くなっており、周辺部から仕事などの関係で人が流入していることがわかります。名田庄村は79.97%となっており、平成7年の値より2.17ポイント増加しています。
平成12年における両町村の昼夜間人口比率を合計すると101.39%となり、1.39%のプラスとなっています。

3.産業の概要
大飯町と名田庄村の平成12年の産業別就業者数の合計は、第一次産業が8.21%、第二次産業が35.16%、第三次産業が56.63%という構成比になっています。
大飯町では、第一次産業は平成2年から減少を続け、平成12年には9.38%になっています。第二次産業は平成2年から平成7年にかけて減少し29.11%となりますが、平成12年には31.54%と2.43ポイント増加しています。第三次産業は、平成2年から平成7年にかけて増加し、59.60%となりますが、平成12年には59.08%と0.52ポイント減少しています。
名田庄村では、第一次産業は平成2年から平成7年にかけて4.03ポイント増加していますが、平成12年にかけては逆に8.67ポイント減少し、5.16%となっています。第二次産業は、平成2年から平成7年にかけて5.94ポイント減少し40.84%ですが、平成12年にかけては増加に転じ、3.76ポイント増加して44.60%となっています。第三次産業は、平成2年から増加を続け、平成12年には50.24%となっています。





(1)農業の状況
大飯町と名田庄村の農業の状況は、農家数、農家人口ともに平成2年から年々減少し、平成12年には農家数が合計で990戸、農家人口が4,300人で、そのうち第2種兼業農家が61.01%を占めています。
経営耕地面積は781ヘクタールで、田が86.94%、畑が7.30%を占めており、水稲を中心とした生産構造となっています。
生産物としては、大飯町では、米が1,900トン、六条大麦が18haの作付けで41トン、牧草が5haの作付けで122トン収穫されています。野菜では、大根が31トン、ジャガイモが46トン、玉ねぎが27トン、果樹では梅が63トン収穫されています。またマッシュルームが143トン出荷されています。
名田庄村では、米が496トン、六条大麦が21haの作付けで38トン、そばが19haの作付けで6トン収穫されています。野菜では、大根が52トン、いも類が30トン、キュウリが77トン、果樹では栗が7トン収穫されています。


(2)林業の状況
森林面積は合計18,733ヘクタールで、このうちの約53.10%(9,948ヘクタール)は人工林が占めています。林業に従事する戸数は、大飯町が341戸、名田庄村が301戸となっています。
名田庄村の木材市場における材積量は平成12年から年々減少し、平成14年には3,344?となりますが、平成15年には3,829?と増加しています。
大飯町と名田庄村の林業生産物では、生しいたけの生産が増加し両町村の合計で148,764sとなっています。



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